(1)開発から現在まで
住宅には、洗面所、風呂場、台所、その他、の排水口がありますが
排水管にゴミが詰ると掃除が面倒になるので排水口に網や穴の開いた蓋を置き、
詰ったり溜まったりしたゴミを掃除します。
しかし、屋根からの雨水を集めて流す雨どい(軒どい)の排水口は
この様に簡単に掃除は出来ません。
住宅地に大きな樹木があると相当広範囲にわたり落ち葉が飛散するため
周辺の住民は雨どいの落ち葉詰まりの被害を受けます。
落ち葉が詰った雨どい(軒どい)は溜まった雨水や土砂の重さで軒先を傷めたり、
雨どいの変形や破損をします。その結果、家の外壁や土台を腐食するため、
そのまま放置すると大切な家屋の寿命を著しく早めてしまいます。
今まで誰もが落ち葉詰まりは仕方が無い当たり前だとされており、
この危険な雨どい(軒どい)掃除を自分で年に数回、または業者に依頼して
毎年高額な費用を掛けております。
ここに紹介する新開発のこの装置は半世紀以上の間、欅の大木の直下で住み、
伐採後も周辺の雑木林の隣接地で培った経験により、
落ち葉詰まり解消のための数多くの試作品を作り
その中で最も優れた効果を発揮した物を実用化するため、
高価な金型を製作するに当たり失敗や変更、作り直しは許されず、
更に長期間かけて全ての点で扱い易く、
そして製作可能な限度まで改良したものです。
平成14年(2002年)10月の完成と同時に多数の落ち葉被害の家屋に無料配布し、
18年1月までの3年余の間、その効果の実証確認後に、
このWebサイトのみで販売しております。
21年9月現在、国内最大の住宅メーカーD社との取引契約を初めとしTVの放映もあり、
検索最上位の表示と共に大変多くの方々に知れ渡り、
各住宅関連企業から一般個人住宅まで列島全域から、ご注文を頂いております。
また、装置のお取り付け工事を希望される業者の方々からの問い合わせも
多数頂いております。
当装置は3年以内の返品は代金全額保障しております。
現在までに返品は一件もありませんが
全ての条件に対応できる完全な物ではありません。
お取り付けは、新築、雨どいの掃除、修理、交換、屋根の工事、
外壁塗装等の足場のある時にして下さい。
尚、返品は、お客様の判断で結構です。この中で取り外しの説明をしておりますが
雨どいを捻るだけで誰でも簡単に外れます。
(2)落ち葉詰まりの原因と解決手段
(3)なぜ?落ち葉で覆われても雨水は流れるのか
何故、落ち葉で覆われても雨水は流れるのか?
流れる雨水が落ち葉で阻止されるのは
水の力で排水口に落ち葉が押し付けられ塞がれるのです。
この力が弱ければ雨水は流れます。
上の右図の様に主に一方向から雨水が流れる場合、
流量が左図のL1より少ない場合は
前面に落ち葉があっても水の力が弱く
落ち葉により装置前面5箇所の縦長の排水口より雨水は流れます。
もし、排水口がこれだけでしたら、雨量が多い場合、流水面がL2になると、
この5箇所の細い排水口に流水の力で幾重にも落ち葉が重なり
塞いでしまいます。
また、少しでも水が漏れ流れると、そこへ他の落ち葉が吸い寄せられ、
土、砂、ホコリ、等も加わり排水口は
完全に密封され雨どいは溢れてしまいます。
そこで、流水面がL1を超えると
右図の様に雨水を装置側面の排水口より流すことで水圧を分散させる訳です。
即ち、前面と側面で同時に排水するのです。
これにより相当な雨量に対応できます。竪どいの流水量に匹敵する量です。
それより雨量が多くL2を超える場合は
L2平面上に並ぶ楕円の排水口から排水されます。
L1〜L2の側面の排水口は雨水の流れによる水圧は全く受けず、
平面上の排水口と異なり90度の角度を持つ排水口であるため、
どの様な形状を持つ落ち葉でも塞がれません。
これまでは、一方向からの流れの解説でしたが
逆方向からも全く同様です。また、両方向から同時の流れにも対応します。
この場合は、右図に於いて雨どい(軒どい)の排水口の位置が中心になります。
(4)装置の取り付けによる効果
当装置は一度取り付けたら、雨どいの危険な掃除や、
手入れが不要という目的で開発した物です。
しかし、家屋が大木で覆われているような場合は
秋に葉を落とす落葉樹や針葉樹であっても季節に関係なく年間を通じて葉が落ちるため
屋根や雨どい(軒どい)が落ち葉で埋まっている状態になります。
この場合、大雨時には確かに落ち葉で排水が悪くなりますが、
どんなに落ち葉で埋まっても雨水は流れますので一時的に溢れることがあっても
雨どい(軒どい)を重さで変形、破損の原因となる雨水を
長時間溜めることはありません。
また、当装置により素人では掃除が困難な集水器、呼びどい、
竪どいには詰まらせる様な物は一切入りませんので、もし掃除をすることがあっても
装置の周辺の落ち葉とゴミ等を除去するだけでよいので
面倒な掃除は全く必要ありません。
また、当装置は常時、即、落ち葉を一掃しているのではありません。
太陽と風が清掃するので通常、装置周辺は落ち葉やゴミが溜まっておりますが
落ち葉が乾燥した状態の時に吹く強風により一掃されるもので、
溜まっている落ち葉を見て効果が無いと思われるかも知れませんが
それで良いのです。
そこに多量の落ち葉が集まっているからこそ、
装置が詰まることなく雨水を流している証拠なのです。
もし降雨後、落ち葉が雨どい(軒どい)全体に散っている場合は
装置や集水器が詰まっていることになります。
この装置は当サイトでの販売は4年と日が浅いですが、
落ち葉被害の民家に配布して現在7年の実績があります。
一般の住宅の雨どいの場合、毎年、幾度も専門業者に掃除をしてもらっても
一時的なものなのです。
屋根にある落ち葉は雨が数回降ると雨どい(軒どい)の排水口から集水器より
呼びどい、竪どいへと入り、少数の落ち葉で詰まってしまいます。
結局、数回の掃除(清掃)を業者にしてもらっても
年間を通して大半の期間は落ち葉詰まりの状態なのです。
多くの人は掃除をしているので十分と思っておりますが
毎年多額の費用かけてもそれ程の効果はなく無駄なことをしているのです。
当装置が設置していれば乾燥している状態が多いですので強風で一掃されます。
業者の2度や3度の掃除ではなく、それより遥かに多く、
自然の風が雨どいを掃除してくれます。
この研究実験は最も風当たりがよく落ち葉が飛散する半丸どいで行っておりますので
当装置は角どいに比べて半丸どいに取り付けることで最も良い効果を発揮します。
(5)装置設置の実例と取付けの条件、加工と応用
装置設置の実例と取り付けの条件
この落ち葉防止装置を取り付けたら長期間、一切の雨樋掃除や装置の手入れが不要と言う理想の目標で開発したのでありますが、多種にわたる(落葉樹や針葉樹の)落ち葉の形状、樹木の大小高低と家との距離、降葉の量、雨樋の形状(半丸と角)と住宅メーカー個々の雨樋、及び止め金が上か下、雨樋と軒の間隙、周囲の建物と向きによる風当たりと日当たり、土砂の堆積量、等々の条件により一軒一軒全てに於いて雨樋の詰まりの状況が異なり同一と言うことはないのです。
これらの点について最も代表的な実例での研究をもとに出来るだけ詳しく解説をします。
まず、写真1は半丸樋、角樋の排水口上に設置した装置の一般的な取り付け方ですが、写真2は背景の雑木林から家屋A、B、C、各々の距離と周辺状況を表したもので、その雨樋の形状、土砂の量、止め金、大手メーカーの雨樋、により雨樋の詰まり具合は各々の条件により全て異なります。
写真2のCは最も落ち葉の被害があると同時に、前が未舗装の砂利道のため、土砂の被害もある家屋です、装置を取り付け4年になりますが(4月の撮影)最初の2年間は小枝と落ち葉と土が少々の良好状態でしたが、その2年後は装置の樋に接する足の部分が泥で完全に埋まり装置本体内の平面状の穴からだけの排水で排水能力は半減しております。
その原因は、この角樋の止め金にあるのです。
以前は角樋の下で受けていたのですが屋根の修理時に上で吊るものにした為に全部の止め金に小枝が引っ掛かり、そこで落ち葉と泥で雨水を堰きとめてしまい排水口まで流れず雨樋全体が土砂で埋まってしまったのです。
ゲリラ豪雨の様な激しい雨の時に、それぞれの土砂の一部が排水口に流れつき装置の一部を埋めてしまったのです。
この状態では装置を設置しても効果は期待できません。
一応、ここで装置を取り外し(写真5)排水口を大きくして(写真6)期待は出来ませんが付け替え、暫らく様子をみることにしました。
写真7・8は取り付け後です。
写真9の梯子の家がC、写真10・11の家で時々掃除をしていると言うことですが詰まって雑草が生えております。誰でも家屋の外観をスッキリと美しくしたいでしょうが、落ち葉詰まりに関しては角樋より半丸樋が風により一掃され易く遥かに優れた清掃効果があり、そして、半丸樋も角樋も止め金が見えないよう上で吊るしたら其処に引っ掛かりが出来て雨樋はやがて落ち葉と泥で全体が埋まってしまいます。
次に、写真2のBについて、この建物は、築十年以上になる住居ではなく倉庫で、シンプルな切妻の屋根で、一般の平屋よりかなり高い平屋です。
雨樋は100の半丸を設置しております。
CとAの中間に位置し飛来する落ち葉や土砂は少なく数年に一度の掃除が必要でした。
4年前に装置を取り付け全く詰まりはありません。
Cの場所の様な落ち葉や土砂が多く悪条件であっても充分に機能するものと思います。
泥や砂は底にかなり溜まると思いますが、落ち葉はいつもきれいに飛ばされております。
溜まった土砂も時々降る激しい雨によりきれいに流されております。
樋には溜まっていたと見られる泥の線があります。
これが最も条件に合った使い方であり、最大の効果を発揮しております。多くの住宅がこの条件に近い物でしたら良いのですが…
次に、写真2のAについてこの建物は大手メーカーの鉄骨陸屋根の住宅です。
雑木林からの距離はBよりも離れて、落ち葉や土砂の飛来する量は、かなり少ないです。
しかし、落ち葉や土砂の量が少なくても(写真14、15)屋根の鋼板の形状から落ち葉や土砂は風により飛ばされることは無く、降雨時は張り付いた落ち葉と共に土砂は鋼板でカバーされた雨樋の中に流れ込み、落ち葉は乾かず風で飛ばされないため僅かな落ち葉で排水口を塞いでしまいます(写真16)。
この家を建てて間もなく外壁から泥水が流れだし、天井もシミが出来張り替えましたが、晴れた日に排水口の上のカバーを外して見るとヘドロ状の泥が溢れていました。
この様な構造では落ち葉だけではなく水に溶けにくい紙や樹脂袋類の飛来で簡単に塞がれてしまいますので常にカバー外した状態で点検していなければなりません(写真17)。
まだ全てカバーが無ければ良いのですがこの場合、装置を取り付けてもあまり効果はありません。
お問合せの例:その1
お問合せの例:その2
次に紹介させて頂くのはこれも同じ住宅メーカーの同じ型式の建物です。その後、樋のカバーをなくした(改良したつもり?)ものです。
全く役に立たないドレーンが付いており、ご自分で色々と網をかぶせたりして苦労されていましたが幸いネジ式のため取外し、錘付の角トイクリーンを排水口の上に置くことで落ち葉詰まりが解消されました。これは大変な事になりますが、このカバーが無くなったことで樋の中の風当たりが大変良くなり角トイクリーンはより効果を発揮し落ち葉は大変良く飛散し、全く理想の雨樋になりました。
次に、これも問い合わせの多い、ある大手メーカーの雨樋です。
上記の様に、後でお客様が困ることなど全く考えない手抜きの不親切な施工の代表的な物です。
(写真18、19、20、21)集水器を無くして継ぎ手で双方の離した雨樋をつなぐ物で、排水口と異なりその大きな隙間には飛来する殆んど全ての物が入り忽ち雨樋(竪樋へ通じる丸い穴を塞ぐ)は詰まってしまいます。
この場合、装置は全く役に立ちません。
大変お困りで仕方なく装置を2個の一方の一部を縦に切り並べて、雨どいの両側面を樹脂板で塞ぐかまたは排水口を装置で隠せるまで縦長で大きくし、その他全ての隙間を樹脂板で塞ぎます。
雨風を凌ぐのに問題がある欠陥住家を天気の良い日に家族連れで外観と室内を見て回り購入される方が多いと思います。
雨樋が詰まり易いか、詰まり難いか、を気にする人などいません。だから住宅展示場大手のモデルハウスだって、この様な酷い物なのです。
売る方も、買う方も、詰まるのは当たり前と思っております。
だからといって上記のように詰りなど全く考えず、かえって詰まり易くされたようなモノを売られては困ります。
少しは買う人の身になって欲しい、周囲が竹や雑木林の住宅展示場へ大雨の時に行くと雨樋が落ち葉や鳥の巣で溢れているのを良く見かけます。
台風が来ると、被害者としてよく聞きます、雨樋の掃除中の屋根からの転落事故、雨樋の掃除は台風とは無関係です定期的に掃除をしているのです。
この数十倍、数百倍の人達が人知れずに転落事故にあっているのです。
装置の加工と応用
当装置は半丸100の雨樋に、そのまま設置できます。
その他の半丸樋には両端の櫛目状の部分の一部の加工により、角樋まで殆んど全ての雨樋に取り付けが可能です。
(写真22)は代表的な雨樋(左から半丸100、105、角樋)加工例です。
(写真23)(写真24)(写真25)それぞれの加工仕上がりの寸法です。
次に、取り外しについて、よくある質問の項でも触れましたが接着剤で取り付けた場合、当装置は捩れに強く雨樋は簡単に変形しますので簡単に外れます。(写真26)
また、当装置は殆んどの家屋に取り付けが出来ますが、ある大手住宅メーカーのものに雨樋と軒先の隙間が無く装置が入らない場合があり、(写真27、28)の様に必ず上部を鋸等で切断してください。
下の足の部分を全て切り取ってしまう方が居りますが、機能が殆んどなくなってしまいますので絶対に切らないで下さい。
また、二階からの竪樋が一階の樋の排水口へ流している場合、装置を真ん中で切断して一階の雨樋に写真のように取り付けてください。
当装置は両方向からの流れに対応するものですが一方からの流れには半分で充分です。
取り付けについて
次に、取り付けについて、今までは取り付けは全て接着剤ということで説明をしてきましたが、それは取り付けや取り外しが業者や素人でも最も簡単だからです。
しかし上記の様に雨樋の多少の変形により外れる心配があります。
ある期間お取り付け頂いた上、当装置の効果を充分にお認め頂きましたら、雨樋の排水口近くに千枚通し等で穴を開け錆止めした針金で装置を固定してください。
現在はただ置くだけの錘付のものを発売しております。ページ右上のご注文の項をご覧ください。
この説明文は「つまらない」開発当時のもので、その後お客様からのご質問や実験観察の研究結果と多少異なる部分がありますので「実例と解設」その経過報告をご覧下さい。
(6)落ち葉防止による環境への貢献
樹木や森林は年間を通して潤いと安らぎを与えてくれます。
住みよい生活環境であるための大切な条件であります。
現在のように地球環境がそれ程関心の高い問題になっていなかった頃は、
屋根に葉を落とすような大木は、当然の事として伐採されておりました。しかし、
世界の森林、特に熱帯雨林等が急速に減少し、それに伴い温暖化、
水不足、食糧不足、砂漠化が進んでいる現在、
落ち葉が詰まるからといって木を切るなどと言うことは、
もう許されることではありません。
この落ち葉の防止について、今まで重要度が少なく研究や開発は
あまりされておりませんでした。
森林を伐採し、宅地化し家が建つと落ち葉の被害の被害から
更に周辺の樹木まで伐採されてしまいます。
住民にとっては地球環境よりも重大な問題かもしれません。
確かに、掃除が面倒あり、大変危険であり、人に頼むと多額の費用が掛かる等の
問題はありましたが、今後、この環境の問題はそれどころではなく更に重要なのです。
現在、二酸化炭素の大変厳しい排出削減の目標を達成するには
国民の全てがどんな小さな事にも不便、我慢、犠牲、出費、辛抱に耐えなければ
達成は無理であります。排出が中心に叫ばれておりますが、
それを吸収することも同様に、もっと目を向けるべきであります。
この装置の取り付けにより全てに完全ではないにしても雨樋を詰まらせるのを防ぎ
樹木の伐採をしなくて済むことは当然のことですが、
住宅地周辺や庭に植樹する場所があれば高さ4〜5m程度の樹木を
一軒あたり数本以上植樹することにより多量の二酸化炭素の吸収と
窓からの日差しを遮ることで室内の温度上昇を抑えることによる
少エネ効果からも二酸化炭素の排出削減になります。
国内全体で行うことになれば
温暖化防止に期待できる大変大きな力になると思います。
この安価な取り付け簡単な装置が一石四鳥五鳥もの大きな働きをします。
(7)装置の効果と問題点
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(8)質問&回答・解説
2006年〜2011年の間に皆様から頂いたよくある質問を以下にまとめました。
商品について疑問・質問等がありましたらまず以下をお読み頂き、解決しない場合はお問い合わせください。
【質問1】「つまらない」良くある質問の一般的解答 |
この「つまらない」は第一に次ぐ第二の特許取得し、翌年の2006年(平成18年)より当サイトにて発売をしております。当初は代行販売、委託販売にも依頼しておりました。 |
<実例1> |
解説 HP開設間もない2006年に、お客様が代行販売業者へお問い合わせされ、ご質問が当方へは知らされず代行業者は全くの素人のため、お客様への適切な回答がなされておらず。大変この点について不親切でご迷惑をお掛けして申し訳なくお詫びいたします。そして、お客様は2年後の2008年に購入されました。当方には、ただ発送の依頼のみでした。 そこで2006年のご質問の件ですが、当時の製品は「つまらない」だけでした、ケヤキや笹の細長い葉も通さず、更に、どんなに小さな花や種も通さず土砂のみを流し、全てを強い風で飛散するという考えでした。この、ご質問の中にある雨樋に網(ネットカバー)を被せて大きな落葉が入らないように・・・・・とありますが、この「つまらない」はその様なものとの併用は対象外のものであり、併用されているとは全く知りませんでした。お客様への直接販売では、この併用についてのご質問が相当ありますので、その都度、併用すると効果はなくなります、と今まで説明をしてまいりました。(この点について次の項で詳しく説明します。) 次のメールで、お客様は2008年5月に購入され、千切れた落葉が集積し、設置前と同様、半年に一度の掃除が必要と言う・・・ これについて詳細に解説します。 お客様の中にはこの併用によってさらに効果が上がると思って実際に併用されている方が相当おられる事が後に分かりました。これは、とんでもない大きな誤りであり、全くの逆効果なのです。 御理解いただけたでしょうか? この類の製品と併用されたら効果が無いのは当然です。 |
<実例2> |
解説 築4年、1年目より雨樋が詰まったという事ですが住宅を売る側も買う側も、其の事には全く触れることが無く、後に、お買いになったお客様がこの問題で困っております。売る側は分かっていても、お客様は後に樹木があれば雨樋が詰まるのは当然のことで不満を言いません。 多額の買いものです売る時にそれなりの説明と対策をしてほしいものです。 住宅メーカーの装置取り付けの対応について 殆どのメーカーは雨樋の詰まりに対応してくれますが一切の詰まりに対応せず断るところもありますので周辺に樹木のあるところでは皆さんは後で困っておりますので新築時、契約時に、この点にも前もって打ち合わせて対策を考えておいた方が良いでしょう。 |
<実例3> |
解説 これも、同様、軒樋全体を覆ったネットです。多量の松葉が引っ掛かり通り抜けた松葉が集水器、排水口を埋め尽くした沢山の写真、大手の落ち葉よけネット製品ですのでお見せできませんが、この松葉については先ほどの細かくなった落ち葉と同様網(ネットカバー)で覆われているために当然、風によって飛散させる事は出来ませんが網(ネットカバー)が無くても特に松葉は風の抵抗を受け難く大変飛び難くいのです。当製品は松葉に埋まっていても雨水を良く流しますが雨水が流入する前部の櫛歯部分に網(ネットカバー)で被われる為、全く飛散せずに多量に溜まりますので装置まで来た雨水は流れる事が出来ても、その手前で多量の松葉で遮られますので普通の雨では溢れる事が無くても大雨ではこの手前で溢れてしまいますので当然、点検と網(ネットカバー)を外しての掃除が必要となります。 御相談者は戸建のお住まいの方直接の問い合わせではなく、大手の住宅メーカー様からですので、この結果を見て網(ネットカバー)があるより無い方がはるかに良いですので網(ネットカバー)を外すことを検討して下さい・・と、お答えしております。 この2年程前(2008年)、同種の住宅にお住まいの近隣の方が当サイトを見て直接ご来店頂き「つまらない」(一種のみ)の取付け依頼があり、築4年の立派なお宅で落ち葉で大変お困りでしたが、お客様のご希望で設置されていたネットカバーを全て取り外し「つまらない」を取付けさせて頂きました。以後現在まで雨水が溢れた事がないと言う事で満足しておられます。(現状は見ておりません) |
最後に附記として 雨樋(軒樋)のゴミつまりについてです。 |
【質問2】 隣の竹やぶで雨どいが一ヶ月で詰まり、毎月掃除をしていますが |
答え 竹の葉は落ち葉の中で最も小さく薄く軽いのですが装置の中に入らず |
【質問3】 半丸樋の105や角どいの表示線での切断取り付け加工は素人でも簡単ですか? |
答え 半丸樋の100はそのままの取り付けですが、 |
【質問4】 樋に針葉樹、落葉樹の葉ばかりか多量の小枝が溢れます。 |
答え 針葉樹の中で松葉は太陽で乾燥しても落葉樹の様に変形し軽くならず、 |
【質問5】 装置を購入した場合、取り付けてもらえるか? |
答え 現在、工事の依頼をお引き受け出来るのは、近隣地区の50km圏内のみです。 |
【質問6】 拙宅を建てた大工さんが高齢で退職し、 |
答え 質問5と関連しますが |
装着前1 | 装着前2 | 装着後 |
【質問7】 毎年、春はクヌギ類の花穂、秋は落ち葉で樋が詰まります |
答え 花穂が多く雨どいに入るとは樹木で屋根が覆われている状態かと思います。 |
【質問8】 自宅裏の雑木林からの落ち葉の飛来は相当なもので、 |
答え 風が吹いても、落ち葉が飛ばない?次のことが考えられます。 特別に周囲を高い建物で囲まれて風当たりが悪ければ別ですが、 |