(2)落ち葉詰まりの原因と解決手段
落ち葉詰まりの原因と解決手段
落ち葉が屋根に多量に降り積もり、その一部が雨樋に入っても、ある程度の期間雨が降らなければ落ち葉は乾燥した状態にあり、自然の風で殆ど飛散し、屋根は当然ですが雨樋にも落ち葉は残りません。
雨が降る事で樋の中の落ち葉が流され排水口を塞ぎます。
この場合、ゲリラ豪雨の様な激しい雨でない限り雨水は流れ、晴天時には乾燥し、落ち葉は自然に風により飛散する場合が多いのです。
雨が降り続くことで雨で軟らかくなった落ち葉が排水口に幾重にも重なり、土や砂も加わり、僅かな隙間が出来ても屋根全体に年間を通して降り注ぐ土や砂により埋められ、雨樋全体が雨水の中で落ち葉は腐敗し、土や砂と共に完全に埋まってしまいます。
これが起こる場所は軒樋の排水口、集水器の底の排水口、そして集水器から通じる竪樋が曲折するクランク状の2ヶ所(呼び樋)です。
軒樋の排水口以外が詰まると掃除が大変な事になります。
以上が雨樋の落ち葉詰まりの原因ですがこの解決は排水口が多量の落ち葉で埋まっても雨水を流せる装置を置く事で落ち葉の詰まりを解消することが出来る訳です。
雨水や砂を流す事で、雨が長期間降り続いても樋が詰まり雨水が溜まった状態でなければ落ち葉は腐敗し腐葉土にならず、やがて自然乾燥することで風で飛散させる事が出来るのです。
このために開発したものが「つまらない」です。
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