（９）雨樋掃除は本当に必要なのか？
お客様から、御注文を頂く際、現在の状態や今までの雨樋（軒樋、集水器、呼び樋、竪樋） の手入れ状態やトラブルの調査をしてまいりました。 その最も一般的な例を挙げますと落ち葉の季節には月に一度から多い人になりますと 週に一度の掃除をしております掃除回数の多い人はご自分で行い、 比較的少ない年に数回程度の人は業者に依頼し、 皆さん相当高額な費用をかけております。 そして全ての方は雨樋（軒樋）の掃除だけをしております。 これがつまり防止だと思っております。また、市販の雨樋（軒樋）の掃除道具や 器具を使用している方も居ります。例外には毎日と言う方も居りましたが、 多い人で週に一度の掃除する場合を例にしてみますと、欅の様な大樹になりますと 毎日多量の落ち葉が長期に渡り屋根に降り注ぎ広い面積の屋根からの落ち葉で 雨樋（軒樋）は、いつも溢れております。そして、そのごく一部が雨樋（軒樋）の 排水口より集水器に入ります、これが詰まりの原因です。 これは落ち葉の季節の間、毎日です。もし週に一度の掃除をしたら 集水器に入る落ち葉の量がかなり防げたと思いますか？ 掃除をされている殆んど全ての方は防げると思っております。 しかし、今一度、良く考えて見てください集水器に入る落ち葉の量が 毎日多量に降っていれば七日間のたったの一日分だけ防げたということになりませんか。 これが正解？です。 それでは毎日掃除をしたら如何でしょうか、掃除には一時間掛かったとしますと 掃除後に直ぐ落ち葉は溜まってしまいます。即ち、毎日掃除をしても 集水器に落ち葉の入らない時間は２４時間のうち１時間となります。 週に一度の掃除でしたらその七日間のうちのたったの一時間だけが落ち葉が 集水器に入らない時間帯です。皆さんはお部屋の掃除と同じ考えなのですが 全く別物なのです。危険な思いをし、多額の費用をかけて、それでも掃除をされますか？ これを知ったら誰もが落ち葉の季節には掃除をしないことにするでしょう。 しかし、掃除をしなかったら、その季節のうちに一日でも雨（秋の長雨等）が降ると 雨水により集水器は落ち葉でいっぱいになってしまいます。 それでも雨水は流れるのです最近のゲリラ豪雨では溢れてしまいますが 通常の雨では普通３〜５年は詰まりません。 それは、ここに屋根からの土と砂（ホコリ）が入ることで 葉と葉の間の隙間を完全に埋めるのですがこれが少なくても三年以上かかります、 勿論、雨水が流れる間は一年目も二年目も落ち葉と土、砂は 雨樋（軒樋）の排水口より流れ込みます４〜５年で完全に塞がれることで 少しの雨でも溢れたり、更に日が経つと雑草が生えたり、 この重みで雨樋（軒樋）の変形、破損させます。針葉樹であっても、落葉樹であっても、 年間を通じ葉や花、実、種は落ちております。 それでは、最も経済的な方法は４〜５年の間一切の手入れをせずに 放っておき詰まったのを確認してから多額の費用のかかる集水器や 呼び樋の掃除をすることです。無駄な４年間、８回の掃除費以下で出来ると思います。 それでも全ての雨樋（軒樋、集水器、呼び樋、竪樋）に詰りがあるとは限らないのです。 微妙なもので相当詰まっていても集中豪雨での水圧で一掃されることが多く 全ての雨樋（軒樋、集水器、呼び樋、竪樋）が詰まっていることは無いと思います。 この装置を発売してから良く聞く話です。 「私の家では、毎年２〜３回業者に梯子による軒樋だけの掃除を依頼しておりますが、 それでも雨樋が詰まるので５年毎に一回、足場を組んで多額の費用をかけて 集水器や呼び樋を切断して全ての樋の大掛かりな掃除をしています。」 うちも同じという方が相当居られることと思います。 如何ですか？ 補足として この項で少し触れましたが、秋の落葉が雨樋を詰まらせてしまうものと思われておりますが、秋から冬にかけ枯葉のすべてが散っても風が吹けば互いに枝が接触することで小枝が折れて落ち、また新芽の季節になると小枝と共に花、穂、ガク、実、種等が落ち（Q&A、実例7）新緑の葉、夏の青葉も同様に落ちます。水分を含んだこれらの葉も屋根で乾燥すれば秋の枯葉と全く同様です。秋の間、たとえ毎日雨樋を掃除して落葉のすべてを除いても全く無駄なのです。 既に落葉の季節の前に集水器は詰まってしまうのです。 |
（１０）結論です
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完 
トイクリーンを平成２２年９月に発売して、落ち葉の一シーズンが経過しましたが設置して下さっている各大手住宅メーカー各支店様及び多数の関連業者の方々の大きな反響とご期待、そして経過の観察と早くも多数の効果報告とお褒めのFAXやメールを頂いております。  前回の取引では大変お世話になりました。 〒154-○○○○ 東京都○○区 ○○園
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