(6)落ち葉防止による環境への貢献
樹木や森林は年間を通して潤いと安らぎを与えてくれます。
住みよい生活環境であるための大切な条件であります。
現在のように地球環境がそれ程関心の高い問題になっていなかった頃は、
屋根に葉を落とすような大木は、当然の事として伐採されておりました。しかし、
世界の森林、特に熱帯雨林等が急速に減少し、それに伴い温暖化、
水不足、食糧不足、砂漠化が進んでいる現在、
落ち葉が詰まるからといって木を切るなどと言うことは、
もう許されることではありません。
この落ち葉の防止について、今まで重要度が少なく研究や開発は
あまりされておりませんでした。
森林を伐採し、宅地化し家が建つと落ち葉の被害の被害から
更に周辺の樹木まで伐採されてしまいます。
住民にとっては地球環境よりも重大な問題かもしれません。
確かに、掃除が面倒あり、大変危険であり、人に頼むと多額の費用が掛かる等の
問題はありましたが、今後、この環境の問題はそれどころではなく更に重要なのです。
現在、二酸化炭素の大変厳しい排出削減の目標を達成するには
国民の全てがどんな小さな事にも不便、我慢、犠牲、出費、辛抱に耐えなければ
達成は無理であります。排出が中心に叫ばれておりますが、
それを吸収することも同様に、もっと目を向けるべきであります。
この装置の取り付けにより全てに完全ではないにしても雨樋を詰まらせるのを防ぎ
樹木の伐採をしなくて済むことは当然のことですが、
住宅地周辺や庭に植樹する場所があれば高さ4〜5m程度の樹木を
一軒あたり数本以上植樹することにより多量の二酸化炭素の吸収と
窓からの日差しを遮ることで室内の温度上昇を抑えることによる
少エネ効果からも二酸化炭素の排出削減になります。
国内全体で行うことになれば
温暖化防止に期待できる大変大きな力になると思います。
この安価な取り付け簡単な装置が一石四鳥五鳥もの大きな働きをします。
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